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ガンプラ ENTRY GRADE のご紹介!工具不要で誰でも簡単に作れる「エントリーグレード」

2025.09.08

ガンプラ ENTRY GRADE 全ラインナップまとめ!おすすめはコレ

お手軽・超簡単な ガンプラ ENTRY GRADE !! これからガンプラを始めたい初心者の方へ。工具不要で誰でも簡単に作れる「ENTRY GRADE」シリーズの魅力を徹底解説します。この記事では、2024年最新の全ラインナップを一覧で紹介し、目的別のおすすめキットを提案。初めてのガンプラ体験なら「RX-78-2 ガンダム」が特におすすめです。この記事を読めば、ENTRY GRADEの全てが分かり、あなたにぴったりの一機が必ず見つかります。

ガンプラ ENTRY GRADE

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1. ガンプラ ENTRY GRADE とは?初心者におすすめな3つの特徴

「ENTRY GRADE(エントリーグレード)」、通称EGは、バンダイスピリッツが展開するプラモデルシリーズです。 これからガンプラを始める人、久しぶりに作る人、そしてすべてのガンプラファンに向けて、「簡単組み立て」と「ハイクオリティ」を両立させることをコンセプトに開発されました。 その名の通り、ガンプラ入門に最適なシリーズでありながら、ベテランモデラーも納得させる高いポテンシャルを秘めています。なぜENTRY GRADEが初心者におすすめなのか、その3つの大きな特徴を詳しく解説します。

1.1 特徴1 ガンプラ ENTRY GRADE は、工具不要で誰でも簡単に組み立て可能

ENTRY GRADE最大の魅力は、プラモデル製作に必要と思われがちなニッパーや接着剤といった工具を一切使わずに組み立てられる点です。 パーツは「タッチゲート」と呼ばれる方式を採用しており、手でパチパチと簡単にランナー(パーツの枠)から取り外すことができます。 部位ごとにパーツがまとまって配置されているため、説明書を見ながら直感的に組み立てることが可能です。 パーツ数も抑えられており、プラモデルを作ったことがない小さなお子様から大人まで、誰でも気軽にガンプラ作りの楽しさを体験できます。

1.2 特徴2 塗装いらずの完璧なパーツ色分け

通常、プラモデルでキャラクターの色を再現するには塗装やシールが不可欠ですが、ENTRY GRADEはほとんどその必要がありません。 長年のガンプラ開発で培われた技術により、非常に少ないパーツ数ながら、組み立てるだけで設定に近いカラーリングが再現されるよう、パーツが細かく色分けされています。 例えば「RX-78-2 ガンダム」では、頭部のカメラアイ(目)の黒いフチドリさえも、パーツの隙間にできる影で表現するという驚きの技術が使われています。 シールを貼る手間なく、箱から出して組み上げるだけでカラフルで完成度の高いガンプラが手に入るのも、初心者にとって嬉しいポイントです。

1.3 特徴3 低価格ながらハイクオリティな可動と造形

ガンプラ ENTRY GRADEは、多くのキットが1,000円前後という手に入れやすい価格帯でありながら、そのクオリティは非常に高いレベルにあります。 少ないパーツ構成とは思えないほど広い可動域を誇り、劇中のようなダイナミックなアクションポーズを自由自在に決めることが可能です。 その可動性能は、上位グレードであるHG(ハイグレード)シリーズに匹敵、あるいはそれを超えるキットも存在するほどです。また、プロポーションも洗練されており、ただ組み立てただけでも非常に格好良く仕上がります。 「安くて、簡単で、よく動く」という三拍子が揃った、コストパフォーマンスに優れたシリーズです。

2. 【2024年最新】 ガンプラ ENTRY GRADE 全ラインナップ一覧

ENTRY GRADE(エントリーグレード)は、ガンプラ40周年の集大成として培われた技術を結集し、「簡単組立」と「ハイクオリティ」を両立させたプラモデルシリーズです。ニッパーなどの工具を一切使わずにパーツを手で外せる「タッチゲート」仕様や、少ないパーツ数ながら抜群の可動域と洗練されたパーツ分割による色分け再現が大きな特徴です。 ここでは2024年時点で発売されているENTRY GRADEの全ラインナップを、シリーズごとに詳しくご紹介します。

2.1 ENTRY GRADE RX-78-2 ガンダム シリーズ

すべてのガンプラの原点であり、ENTRY GRADEシリーズの記念すべき第一弾として登場したのが「RX-78-2 ガンダム」です。 初めてガンプラに触れる人から、久しぶりに組み立てる人まで、誰でも楽しめるように設計されています。

2.1.1 ENTRY GRADE RX-78-2 ガンダム

2020年に発売されたこのキットは、約74個という少ないパーツ数ながら、組み立てるだけでアニメさながらのプロポーションとダイナミックなポージングが可能な可動域を実現しています。塗装はもちろん、シールも不要で、パーツを組み合わせるだけで完璧な色分けが再現されます。 武装としてビーム・ライフルとシールドが付属する通常版のほか、武装を省略した「ライトパッケージVer.」も存在します。

2.1.2 ENTRY GRADE RX-78-2 ガンダム (フルウェポンセット)

通常版のRX-78-2 ガンダムに、多彩な武装を追加した豪華なセットです。ビーム・ライフル、シールドに加え、ビーム・サーベルのエフェクトパーツ2本、ハイパー・バズーカ、ビーム・ジャベリン、ガンダム・ハンマーが付属し、劇中の様々なシーンを再現して楽しむことができます。

2.2 ENTRY GRADE νガンダム

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の主役機「νガンダム」が、シリーズ第三弾として登場しました。 このキットはENTRY GRADEシリーズの中でも特に可動性能に優れており、脚部の広い可動域によってダイナミックなポーズを自在に決めることができます。 武装はビーム・ライフルとシールドが付属し、左肩とシールドのエンブレムはマーキングシールで再現されます。 なお、特徴的なフィン・ファンネルは付属しませんが、別売りのHGUCシリーズの武装を装備させることも可能です。

ガンダムプラモデル

2.3 ENTRY GRADE ストライクガンダム シリーズ

『機動戦士ガンダムSEED』の前期主役機「ストライクガンダム」もENTRY GRADEでキット化されています。シンプルな構造ながら、劇中のしなやかなアクションポーズを再現できる高い可動性能を誇ります。 カメラアイの黒い輪郭をパーツの影で表現するなど、RX-78-2ガンダムからさらに進化した色分け技術も注目ポイントです。

2.3.1 ENTRY GRADE ストライクガンダム

装備によって複数のバリエーションが存在します。基本的なキットにはビームライフルとシールドが付属します。 一方で、これらを省略し、代わりに2本の対装甲コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」が付属する「ライトパッケージVer.」も発売されています。

2.3.2 ENTRY GRADE ストライクルージュ

「ストライクガンダム」のバリエーション機体である「ストライクルージュ」もラインナップされています。カガリ・ユラ・アスハの搭乗機として知られる、ピンクを基調とした特徴的なカラーリングが成形色で見事に再現されています。基本的な構造や可動性能はストライクガンダムと共通です。

2.4 ENTRY GRADE ガンダムビルドメタバース シリーズ

ガンダムビルドシリーズ10周年記念映像『ガンダムビルドメタバース』に登場する主役機たちもENTRY GRADEでキット化されました。 ENTRY GRADEの組み立てやすさをベースに、カスタマイズされた機体のデザインを新規造形パーツで再現しています。

2.4.1 ENTRY GRADE ラーガンダム

本作の主人公ホウジョウ・リオが「ENTRY GRADE RX-78-2 ガンダム」をベースに組み上げたガンプラです。 肩や腰の独特な模様もパーツ分割によってシール不要で色分けされており、抜群の可動性能で自由なポージングが楽しめます。 武装としてラーシールドとラービームライフルが付属します。

2.4.2 ガンプラ ENTRY GRADE ビルドストライク エクシードギャラクシー

『ガンダムビルドファイターズ』のビルドストライクをベースにした新たなカスタマイズ機です。ENTRY GRADEのストライクガンダムを素体に、エネルギー吸収・放出機構を備えたブースターなどの新規パーツを追加。組み換えによって、ガンプラならではのカスタマイズの楽しさを手軽に体験できるキットです。

3. 目的別 ガンプラ ENTRY GRADE おすすめキットはこれ

豊富なラインナップを誇る ガンプラENTRY GRADEシリーズ。どれも魅力的ですが、「どんな風に楽しみたいか」で選ぶと、よりガンプラ体験が充実します。ここでは目的別に特におすすめしたい3つのキットを厳選してご紹介します。

3.1 初めてのガンプラ体験なら「RX-78-2 ガンダム」

「ガンプラに興味があるけど、何から始めたらいいかわからない」という方に、まず手に取っていただきたいのが「ENTRY GRADE RX-78-2 ガンダム」です。 このキットは、ガンプラの楽しさをシンプルに追求したエントリーモデルとして設計されています。 道具や接着剤、シールさえも不要で、手でパーツをランナーから外して組み立てるだけで、カラフルで完成度の高いガンダムが姿を現します。 パーツ数は少なく、説明書も非常に分かりやすいため、小さなお子様から大人まで、誰でも40分ほどで完成させることが可能です。 まさに「次世代のファーストガンプラ」と呼ぶにふさわしく、ガンプラ作りの楽しさ、完成させる喜びを手軽に味わうことができる、入門用に最適なキットです。

3.2 最高の可動性能を楽しむなら「νガンダム」

組み立てた後、自由にポーズを取らせて飾りたい、遊びたいという方には「ENTRY GRADE νガンダム」がおすすめです。 このキットは ガンプラENTRY GRADE シリーズの中でも特に可動域の広さが追求されており、腹部の関節によって捻りを加えた力強いポージングが可能です。 肩関節も柔軟で、バックパックのビームサーベルに手を伸ばすといった劇中の印象的なポーズも再現できます。 少ないパーツ構成ながら、HGUC版と比較しても遜色のない、あるいは部分的にはそれを上回るほどの可動性能と色分けを実現しています。 ただし、キット単体ではフィン・ファンネルが付属しない点には注意が必要です。 しかし、別売りの「HGUC 1/144 νガンダム」の武装を装備させることができるため、拡張性も秘めています。 アクションフィギュアのように動かして楽しみたい方に、ぜひ体験してほしい一品です。

ガンプラ

3.3 豊富な武装で遊びたいなら「ストライクガンダム」

様々な武器を装備させたり、自分だけのオリジナルカスタムを楽しみたい方には「ENTRY GRADE ストライクガンダム」が最適です。 このキットの最大の特徴は、背中に設けられた共通規格の接続穴により、別売りの様々な「ストライカーパック」を無改造で装備できる高い拡張性にあります。 例えば、「HGCE エールストライクガンダム」のエールストライカーをはじめ、他のHG SEEDシリーズの武装も装着可能です。 これにより、飛行形態の「エールストライク」、砲撃形態の「ランチャーストライク」、近接戦闘形態の「ソードストライク」といった多彩な姿を再現して楽しむことができます。キット自体の出来も非常に良く、少ないパーツ数で組み立てやすいながら、プロポーションや色分けはHGシリーズに引けを取りません。 組み立てるだけでなく、その後のカスタマイズまで存分に楽しみたいという遊びの幅を求める方におすすめのキットです。

4. ガンプラENTRY GRADE をさらに楽しむ簡単ステップアップ術

ENTRY GRADEシリーズは、箱から出してそのまま組み立てる「素組み」の状態でも、驚くほど高い完成度を誇ります。しかし、ほんの少しだけ手を加えることで、その魅力はさらに引き立ち、まるで自分が作り込んだかのような満足感を得ることができます。ここでは、ガンプラ初心者の方でも気軽に挑戦できる、簡単かつ効果的なステップアップ術を3つご紹介します。

4.1 スミ入れで立体感をアップさせる

「スミ入れ」とは、パーツ表面にある溝(モールド)に暗い色のインクを流し込み、影を作ることで立体感を強調する定番のテクニックです。ENTRY GRADEのキットはディテールがしっかりしているため、スミ入れの効果は絶大。プラスチックの質感がぐっと引き締まり、情報量が増えることで、よりリアルな印象になります。

4.1.1 スミ入れに必要な道具

スミ入れは専用の「ガンダムマーカー スミいれ用」を使えば非常に簡単です。主に3つのタイプがあります。

  • 極細タイプ: ペンのように直接モールドに線を引くタイプ。はみ出しても消しゴムや指でこすれば簡単に消せます。
  • ふでペンタイプ: 筆先で細かい部分にもインクを乗せやすいタイプ。こちらもはみ出しは消しゴムで修正可能です。
  • 流し込みタイプ: モールドにペン先を軽く当てるだけで、インクがスッと溝に沿って流れていくタイプ。 素早く綺麗に仕上がりますが、パーツが塗装されている場合や、ABS樹脂パーツに使用するとパーツが割れる可能性があるため注意が必要です。

4.1.2 スミ入れの基本的な手順

  1. パーツのモールドに沿って、ペンで線を引くか、インクを流し込みます。
  2. インクが乾いたら、パーツ表面にはみ出した部分を消しゴムや、エナメル溶剤を少し含ませた綿棒で優しく拭き取ります。
  3. パーツの色に合わせてスミ入れの色を変えると、より自然な仕上がりになります。例えば、白いパーツにはグレー、青や赤のパーツにはブラック、黄色いパーツにはブラウンがおすすめです。

4.2 部分塗装で完成度を高める

ENTRY GRADEはパーツの色分けが非常に優秀ですが、それでも再現されていない細かい部分が存在します。 そういった箇所を「部分塗装」で補ってあげることで、キットの情報量が格段にアップし、完成度が飛躍的に向上します。エアブラシなどの本格的な道具がなくても、ガンダムマーカーを使えば手軽に挑戦できます。

4.2.1 ガンプラ ENTRY GRADE 的
おすすめの部分塗装ポイント

  • 頭部バルカン:
    ガンダムタイプの頭部にある機関砲をゴールドやイエローで塗装すると、顔つきが引き締まります。
  • ダクト・バーニア内部:
    胸部ダクトやバックパックのバーニア(噴射口)の内部をイエローやレッド、外側をガンメタリックやシルバーで塗り分けると、メカニカルな魅力が増します。
  • 関節の丸いモールド:
    腕や脚の関節にある丸いモールドをシルバーなどで塗り分けると、良いアクセントになります。
  • 武器のセンサー:
    ビームライフルのセンサー部分をメタリックグリーンなどで塗装すると、兵器としてのリアリティが高まります。

4.2.2 部分塗装の基本的な手順

  1. 塗装したい部分のホコリや油分を拭き取ります。
  2. 細かい部分は、ガンダムマーカーのペン先を直接当てるか、一度塗料皿などにインクを出して、爪楊枝や細い筆で塗ると綺麗に仕上がります。
  3. はみ出してしまった場合は、乾燥後にデザインナイフの刃を立ててカンナのように削り取るか、溶剤を含ませた綿棒で拭き取ります。

4.3 つや消しトップコートで質感を向上させる

最後の仕上げとして「トップコート」を吹くことを強くおすすめします。トップコートは、表面のつやを整え、塗料やスミ入れを保護する役割があります。特に「つや消し」タイプは、プラスチック特有の光沢を抑え、おもちゃっぽさをなくしてくれるため、重厚感のある落ち着いた質感に仕上がります。

4.3.1 つや消しトップコートの効果

  • プラスチックの光沢を抑え、リアルな質感を演出。
  • スミ入れや部分塗装の色を馴染ませ、全体の統一感を出す。
  • 表面を保護し、傷や汚れをつきにくくする。

4.3.2 トップコートの基本的な手順

  1. スミ入れや部分塗装をしっかり乾燥させます。
  2. 換気の良い屋外や塗装ブースで、キットから20~30cmほど離してスプレーを吹き付けます。
  3. 一度に厚吹きせず、「シューッ、シューッ」と薄く何度かに分けて吹き付けるのがコツです。パーツの向きを変えながら、全体に均一にかかるようにしましょう。

これらのステップアップ術は、どれか一つを試すだけでもガンプラの印象を大きく変えることができます。まずは簡単なスミ入れから挑戦し、慣れてきたら部分塗装やトップコートへと進んでみることで、ガンプラ作りの楽しさはさらに広がっていくでしょう。

5. ガンプラ ENTRY GRADE まとめ

本記事では ガンプラ ENTRY GRADE の全ラインナップと魅力について解説しました。工具不要、塗装いらず、低価格ながら高い完成度を誇るENTRY GRADEは、まさにガンプラ初心者にとって最高の入門キットです。定番の「RX-78-2 ガンダム」から可動に優れた「νガンダム」まで、魅力的な機体が揃っています。この記事を参考に、あなたにぴったりの一体を見つけて、手軽にガンプラ作りの楽しさを体験してみてください。スミ入れなどの簡単な工夫で、さらに奥深い世界が広がりますよ。

ホビーファン記事では、るかっぷ や Palverseにも力を入れていますので、是非ご覧ください。

 

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