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ゴジラ ソフビ 歴代シリーズ一覧から選び方・飾り方まで徹底解説

2025.09.01

ゴジラ ソフビ 歴代シリーズ一覧から選び方・飾り方まで徹底解説

最近 当店のヤフオクに出品している ゴジラ ソフビ が売れに売れています。まだ出品しなくてはならないアイテムが沢山あり、現在までに販売した数量はほんの入り口にしか過ぎません。
毎日のように商品を更新してますので、以下よりご欄ください。掲載している ゴジラソフビ は全て1点物となっておりますので、欲しいゴジラが見つかったら是非ご検討ください。

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ゴジラ ソフビ

ゴジラソフビ のコレクションを始めたい方から、さらに知識を深めたい方まで必見です。この記事を読めば、定番のバンダイ「ムービーモンスターシリーズ」から、リアルな造形のエクスプラス、レトロな魅力のマルサンまで、主要メーカーの歴代シリーズの特徴が分かります。最新作『ゴジラ-1.0』から懐かしの作品まで、あなたに最適な一体を見つける選び方、コレクションを格上げする飾り方や保管方法まで網羅的に解説。ゴジラソフビの全てがここにあります。

1. ゴジラ ソフビ の歴史と主要メーカーの変-

ゴジラソフビ の歴史は、1966年にマルサン商店(当時)が発売した一体のソフビから始まりました。 映画『ゴジラ』(1954年)の公開から約12年後、折からの「怪獣ブーム」に乗り、子供たちの間で爆発的な人気を博しました。 当初は子供向けの玩具でしたが、時代と共に精巧さや芸術性を追求するコレクターズアイテムへと進化し、現在では世代を超えて愛されるホビーとして確立されています。その歴史は、マルサンからブルマァク、そしてバンダイへと続く主要メーカーの変遷と共に語ることができます。 近年では、エクスプラスのようなリアル志向のメーカーや、M1号のようにレトロソフビの魅力を再燃させるメーカーも登場し、市場は多様化の一途をたどっています。

黎明期を築いたマルサンとブルマァクは、デフォルメされつつも怪獣の魅力を捉えた造形で「当時物」として今なお高い人気を誇ります。 その後、1980年代にバンダイが市場に参入し、より劇中に近いリアルな造形の「ムービーモンスターシリーズ」を展開、現在のゴジラソフビのスタンダードを築き上げました。 2000年代以降は、コレクター向けに特化したメーカーが登場します。特にエクスプラスは、着ぐるみの質感までも再現するほどのリアルな造形で、ハイエンドモデルの市場を切り開きました。 このようにゴジラソフビは、各メーカーがそれぞれのアプローチでゴジラの魅力を追求してきた歴史そのものと言えるでしょう。

2. 【メーカー別】 ゴジラ ソフビ シリーズの特徴を深掘り

ゴジラソフビ は数多くのメーカーから発売されており、それぞれに異なる魅力と特徴があります。ここでは主要なメーカーである「バンダイ」「エクスプラス(X-PLUS)」「マルサン・ブルマァク」の3社に焦点を当て、各シリーズの特色を詳しく解説します。それぞれのメーカーがどのようなコンセプトでゴジラを立体化しているのかを知ることで、あなたのコレクションはより一層深みを増すでしょう。

2.1 バンダイ 定番シリーズの系譜と魅力

株式会社バンダイは、 ゴジラソフビ において最もポピュラーで幅広い層に支持されるメーカーです。 子どもから大人まで、誰もが手に取りやすい価格帯と、全国のおもちゃ売り場で手に入る流通量の多さが最大の魅力です。時代と共に造形技術も進化し続けており、長年のコレクターをも唸らせるクオリティの製品を生み出しています。

2.1.1 ムービーモンスターシリーズの進化

「ムービーモンスターシリーズ」、通称「ムビモン」は、1983年の「グレートモンスターシリーズ」を源流とし、長い歴史を持つバンダイの定番ソフビシリーズです。 当初は子ども向けの玩具という側面が強かったものの、近年では劇中のスーツの再現度を高めたリアルな造形と、細やかな塗装が施されるようになり、大人のコレクターズアイテムとしての価値も飛躍的に向上しています。 『ゴジラ-1.0』をはじめ、最新映画に登場するゴジラが迅速に商品化されるだけでなく、過去の作品に登場した怪獣も幅広くラインナップされており、コレクション性の高さが人気を博しています。

2.1.2 ゴジラ・ストア限定ソフビの価値

公式オンラインショップ「ゴジラ・ストア」では、通常ラインナップとは一線を画す特別な仕様の限定ソフビが販売されています。 これらはクリア成型や特殊なカラーリング、劇中の特定のシーンを再現した「熱線放射ver.」など、限定品ならではの付加価値が魅力です。 生産数が限られているため希少性が高く、コレクターの間では特に人気の高いアイテムとなっています。

2.2 エクスプラス(X-PLUS) リアルさを追求した造形美

エクスプラス(X-PLUS)は、”本物”の再現をコンセプトに、主に大人向けの高価格帯コレクターズフィギュアを展開するメーカーです。 ソフビでありながら、まるで劇中から飛び出してきたかのような圧倒的なディテールとプロポーションの再現度が特徴で、多くのゴジラファンから絶大な支持を得ています。

2.2.1 東宝30cmシリーズと大怪獣シリーズの違い

エクスプラスの ゴジラソフビ には、主に2つの代表的なシリーズがあります。「東宝30cmシリーズ」は、その名の通り全高約30cmという迫力あるサイズ感が特徴で、ゴジラの存在感を存分に楽しむことができます。 一方の「大怪獣シリーズ」は、全高約25cmとやや小ぶりで、コレクションしやすいサイズ感が魅力です。 どちらのシリーズも実際の撮影用スーツの資料を基に徹底的に造形されており、皮膚の質感から細かな皺の一つひとつに至るまで、こだわり抜かれた造形美を堪能できます。

2.2.2 少年リック限定版の特別仕様

エクスプラスの公式オンラインショップ「少年リック」では、一般販売される「通常版」とは異なる「限定版」が販売されています。 限定版には、背びれや口内が発光するギミックが搭載されていたり、差し替え用のパーツ(開口状態の頭部など)が付属したりと、よりプレイバリューの高い特別仕様となっているのが大きな特徴です。 これらの特典は作品ファンの心を掴み、コレクションの満足度をさらに高めてくれます。

2.3 マルサン・ブルマァク レトロソフビという文化

1966年に日本で初めて怪獣ソフビを製造・販売したのがマルサン商店です。 その後、マルサンの流れを汲んで設立されたブルマァクと共に、日本のソフビ文化の礎を築きました。 これらのメーカーが手掛けたゴジラソフビは「当時物」と呼ばれ、現代のリアルな造形とは異なる、どこか愛嬌のあるデフォルメされたデザインと、鮮やかなカラーリングが特徴です。これらは単なる玩具ではなく、昭和の文化を象徴するアート作品として、今なお多くのコレクターを魅了し続けています。

2.3.1 当時物と復刻版の見分け方

マルサンやブルマァクのソフビには、発売当時に作られた「当時物」と、後年になって再生産された「復刻版」が存在します。 両者を見分ける最も重要なポイントは、足の裏にある刻印です。 メーカーのロゴや©︎(コピーライト)表記の有無、その内容によって、どの時代に作られたものかをおおよそ判断することができます。 また、ソフビの素材の硬さや成型色、塗装の風合いなども見分けるヒントとなりますが、精巧な復刻版も多いため、最終的な判断は専門的な知識を要する場合があります。

ゴジラ ソフビ

3. 【映画作品別】歴代ゴ-&ZeroWidthSpace
ゴジラ ソフビ 名鑑

ゴジラはその長い歴史の中で、作品ごとに異なるデザインや設定で登場し、ファンを魅了し続けています。ソフビの世界でも、各映画作品に登場したゴジラの姿が忠実に再現され、それぞれの時代を象徴するコレクションアイテムとして人気を博しています。ここでは、特に人気の高い映画作品に焦点を当て、それぞれのゴジラソフビの魅力に迫ります。

3.1 『ゴジラ-1.0』関連ソフビの最新情報

記録的な大ヒットとなった映画『ゴジラ-1.0』に登場するゴジラは、その禍々しくも神々しい姿で多くのファンを虜にしました。これを受けて、様々なメーカーからソフビが発売されています。特にバンダイの「ムービーモンスターシリーズ」からは、劇中の姿を再現した「ゴジラ(2023)」が定番アイテムとしてリリースされています。 手に取りやすいサイズ感と価格帯でありながら、岩のような皮膚の質感や荒々しい背びれなど、劇中の特徴を見事に捉えています。 さらに、モノクロ映像版『ゴジラ-1.0/C(マイナスカラー)』をイメージした「呉爾羅(2023) マイナスカラーver.」も登場し、カラー版とは異なる魅力でコレクターの心を掴んでいます。 劇場限定で販売された「クリアラメブルー」バージョンなど、限定品も存在し、コレクションの幅を広げています。 また、プレミアムバンダイ限定で、熱線放射シーンの迫力をクリア成型とメタリック塗装で再現した「ムービーモンスターシリーズ 躍動 ゴジラ(2023)熱線放射カラーver.」といった特別仕様のソフビも登場しています。

3.2 『シン・ゴジラ』で登場した人気ソフビ

2016年に公開され、社会現象を巻き起こした『シン・ゴジラ』。劇中で進化を続けるゴジラの各形態は、ソフビの世界でも非常に高い人気を誇ります。特に有名なのが、バンダイの「ムービーモンスターシリーズ」で立体化されたゴジラ(2016)の第2形態、第3形態、そして第4形態です。 愛らしい見た目から「蒲田くん」の愛称で親しまれる第2形態、二足歩行を始める第3形態「品川くん」、そして完全体である第4形態まで、それぞれの特徴的なフォルムがソフビ化されています。 第4形態のソフビは、その不気味で巨大な尻尾の先端まで細かく造形されており、圧倒的な存在感を放ちます。さらに、モノクロ版『シン・ゴジラ:オルソ』に登場したゴジラの3形態セットもプレミアムバンダイから発売されるなど、多様なバリエーション展開が魅力です。

3.3 平成VSシリーズのデザインをソフビで比較

1989年の『ゴジラVSビオランテ』から1995年の『ゴジラVSデストロイア』まで続いた「平成VSシリーズ」は、作品ごとにゴジラのデザインが微妙に変化していくのが特徴です。 この時代のゴジラソフビは、そうしたデザインの変遷を楽しむことができるのが醍醐味と言えるでしょう。例えば、『ゴジラVSキングギドラ』で登場した「ギドゴジ」は、それまでのゴジラに比べてよりマッシブで精悍な顔つきになり、その力強さがソフビでも表現されています。 シリーズ最終作『ゴジラVSデストロイア』に登場した「バーニングゴジラ」は、体内の核エネルギーが暴走し、全身が赤く発光する姿が衝撃的でした。 このバーニングゴジラのソフビは、クリアパーツやメタリック塗装を用いることで劇中の燃え盛るような質感を再現しており、非常に人気が高いモデルです。 近年では、バンダイからLED発光ギミックを備えた「ムービーモンスターシリーズ煌光 バーニングゴジラ」が登場するなど、新しい技術を取り入れたソフビも生まれています。 平成VSシリーズのソフビを並べて、顔つきや体格、背びれの形状の違いなどを比較してみるのも、コレクターならではの楽しみ方の一つです。

ゴジラのフィギュア

4. ワンランク上の ゴジラ ソフビ の選び方と集め方

定番のムービーモンスターシリーズなどを集め、 ゴジラソフビ の魅力に気づいたコレクターが次に向かうのは、より希少価値が高く、コレクションの満足度を格段に引き上げる「ワンランク上」のソフビです。ここでは、誰もが羨むような一体を手に入れるための具体的な方法と、後悔しないための注意点を解説します。

4.1 限定品やレアモデルの見つけ方

限定品やレアモデルは、通常の玩具店では手に入りません。情報を制する者が、価値ある一体を手にすることができます。主な入手先とそれぞれの特徴を把握しておきましょう。

4.1.1 公式サイト・専門ショップを定期的にチェックする

ゴジラ・ストア: ゴジラのオフィシャル通販サイトで、限定カラーのソフビや特別な仕様のモデルが頻繁にリリースされます。 特に「ムービーモンスターシリーズ」の限定カラー版は人気が高く、即完売することもあります。 メールマガジンや公式SNSをフォローし、新商品の発売情報をいち早くキャッチすることが重要です。

プレミアムバンダイ(魂ウェブ商店): バンダイの公式通販サイトでは、S.H.MonsterArtsシリーズの限定品などが受注販売・抽選販売されます。買い逃しのないよう、予約受付期間は必ず確認しましょう。

少年リック: エクスプラス社の公式通販サイトで、東宝30cmシリーズや大怪獣シリーズの限定版が販売されます。 通常版にはない発光ギミックや、差し替えパーツが付属するなど、付加価値の高いモデルが特徴です。 これらの限定版は一般の小売店では購入できないため、サイトを定期的に確認する必要があります。

4.1.2 イベント限定品を狙う

ワンダーフェスティバル(ワンフェス)やスーパーフェスティバルといった、フィギュアや玩具の大型イベントでは、メーカーや個人ディーラーによるイベント限定ソフビが販売されます。ここでしか手に入らない特別なカラーリングや造形のモデルも多く、コレクターにとっては見逃せない機会です。人気アイテムは開場後すぐに完売してしまうため、事前の情報収集と計画的な行動が求められます。

4.1.3 抽選販売・受注生産に申し込む

人気の限定ソフビは、公平性を期すために抽選販売となるケースが増えています。公式サイトやSNSで告知される応募期間内に忘れずに申し込みましょう。また、受注生産品は申し込めば確実に手に入りますが、手元に届くまで数ヶ月かかることが一般的です。気長に待つ心構えもコレクターには必要です。

4.2 中古 ゴジラ ソフビ 購入時の注意点

すでに生産が終了したレアモデルや当時物を探す場合、中古市場が主戦場となります。しかし、中古品には様々なリスクが伴います。購入前に必ずチェックすべきポイントを解説します。

4.2.1 信頼できる店舗や出品者から購入する

まずは信頼できる購入先を選ぶことが大前提です。まんだらけや駿河屋といったホビー系の中古専門店は、商品の状態がある程度保証されており、安心して購入しやすいでしょう。ヤフオク!などのネットオークションや、メルカリなどのフリマアプリを利用する場合は、出品者の評価や過去の取引履歴を必ず確認し、少しでも不安があれば取引を避けるのが賢明です。

4.2.2 コンディションを細部まで確認する

中古ソフビで特に注意したいのが、経年による劣化です。以下のポイントを写真や商品説明で入念に確認しましょう。

  • ベタつき: ソフビに含まれる可塑剤という成分が、時間の経過とともに表面に染み出して発生する現象です。 軽度なものであれば中性洗剤で洗浄することで改善する場合もありますが、完全には除去できないこともあります。
  • 塗装ハゲ・色移り: 遊び方や保管状態によって塗装が剥がれていたり、他のソフビの色が移ってしまったりすることがあります。特に顔や背びれなど、キャラクターの印象を左右する部分の状態は重要です。
  • 破損・欠品: 角や爪、尻尾の先端などが破損していないか、また、購入時に付属していたタグや箱の有無も確認しましょう。付属品が揃っているかどうかは、ソフビの資産価値にも大きく影響します。

4.2.3 偽物(海賊版)に警戒する

人気が高く、高額で取引される ゴジラソフビ には、残念ながら精巧に作られた偽物(海賊版)が存在します。 特にヴィンテージ品や限定品を探す際は注意が必要です。 偽物を見分けるポイントとしては、正規品に比べて塗装が雑、成形色が微妙に違う、足裏の刻印(版権表示)がない、またはフォントが異なるといった点が挙げられます。 市場価格よりも著しく安い価格で出品されている場合は、まず偽物を疑うべきです。

4.2.4 購入前に相場を把握しておく

購入したいソフビが見つかったら、まずはそのモデルの市場価格、いわゆる「相場」を調べましょう。オークションサイトの落札履歴や、複数のオンラインショップの販売価格を比較することで、おおよその相場を把握できます。 適正価格を知ることで、高すぎる買い物をしてしまうリスクを避けることができます。

5. 見せる収納術 ゴジラ ソフビ のディスプレイアイデア

手に入れた ゴジラソフビ は、ただ箱にしまっておくだけではもったいない。少しの工夫で、コレクションの魅力を最大限に引き出し、自分だけのゴジラミュージアムを作り上げることができます。ここでは、初心者から上級者まで楽しめるディスプレイのアイデアとテクニックを紹介します。

5.1 コレクションケースで魅せる基本の飾り方

大切なソフビをホコリや紫外線から守り、美しく見せるためにはコレクションケースの活用が基本です。IKEAの「デトルフ」のようなガラスケースや、無印良品のアクリルケースは、多くのコレクターに愛用されています。ケース内にソフビを並べる際は、アクリル製のひな壇やスタンドを使って高低差を出すと、一体一体のソフビが見やすくなり、立体感が生まれます。また、ケースの背面にミラーシートを貼ることで奥行きが生まれ、コレクションがより豪華に見える効果もあります。地震対策として、ソフビの足元にミュージアムジェルや耐震マットを設置し、転倒を防ぐことも重要です。 ケース自体も、L字金具や突っ張り棒で壁や天井に固定すると、より安全性が高まります。

5.2 ジオラマ風に飾るテクニック

映画のワンシーンを切り取ったかのようなジオラマ展示は、ゴジラソフビの迫力を一層引き立てます。本格的なジオラマはハードルが高いと感じるかもしれませんが、手軽に始められる方法もたくさんあります。

5.2.1 100円ショップのアイテムで手軽に始める

ダイソーやセリアなどの100円ショップで手に入るアイテムを活用すれば、コストを抑えてジオラマ制作が楽しめます。 例えば、コルクボードの上に、公園コーナーにある人工芝シートやカラーサンド、小石などを配置するだけで、簡単な地面が完成します。 背景には、青空や夕焼けの写真を印刷して配置したり、ビル街の画像を貼ったりするだけでも、世界観がぐっと深まります。

5.2.2 Nゲージやミニチュアで臨場感をアップ

ゴジラの巨大感を演出するには、スケールモデルの活用が効果的です。鉄道模型のNゲージ(1/150スケール)のビルや樹木、電柱、自動車といったストラクチャーは、ゴジラソフビとの相性が抜群です。 破壊されたビルや戦車、戦闘機などのミニチュアを配置することで、ゴジラが都市で暴れる緊迫したシーンを再現できます。

5.3 ライティングでソフビの魅力を引き出す方法

照明、つまりライティングは、ディスプレイの印象を劇的に変える重要な要素です。光と影を巧みに操ることで、ソフビの造形美を強調し、生命感を吹き込むことができます。

5.3.1 LEDテープライトでケース内を照らす

コレクションケースの天井や棚の奥にLEDテープライトを設置するのは、手軽で効果的なライティング手法です。 テープライトは薄くて設置が簡単な上、ケース全体を均一に明るくすることができます。色温度を変えられるタイプや、様々な色に変化するRGBタイプを選べば、シーンに合わせて「バーニングゴジラ」の赤い光や、「ゴジラ-1.0」の青い熱線をイメージした演出も可能です。

5.3.2 スポットライトで主役を引き立てる

特定のゴジラソフビを主役として際立たせたい場合は、小型のLEDスポットライトが有効です。下から煽るように光を当てれば、ゴジラの威圧感や巨大さが強調されます。 また、斜め上から光を当てることで、背びれや皮膚の凹凸が作り出す陰影が際立ち、ソフビの持つリアルな造形を浮かび上がらせることができます。 光の当たらない部分が暗くなりすぎる場合は、反対側に白い画用紙などで作ったレフ板を置くと、光が反射して明るさを補うことができます。

6. 大切な ゴジラ ソフビ を守る保管とメンテナンス術

手に入れた大切な ゴジラソフビ は、単なるおもちゃではなく、一つひとつの作品の歴史や思い出が詰まった貴重なコレクションです。その輝きを失わせることなく、末永く最高の状態で楽しむためには、日々の保管方法と定期的なメンテナンスが欠かせません。ソフビは非常にデリケートな素材でできており、間違った管理は色褪せや変形、そして特有の「べたつき」といった劣化を引き起こす原因となります。ここでは、あなたのゴジラソフビを劣化から守り、その価値を維持するための具体的な保管術とメンテナンス方法を詳しく解説します。

6.1 ソフビ劣化の4大原因と基本的な保管方法

ゴジラソフビの美しさを損なう主な原因は、「紫外線」「熱」「湿気」「ホコリ」の4つです。これらの外的要因からソフビをいかに守るかが、長期的なコレクション維持の鍵となります。それぞれの原因がソフビに与える影響と、それに対応する基本的な保管方法を理解しましょう。

6.1.1 紫外線による色褪せ・変色を防ぐ

ソフビにとって最大の敵ともいえるのが紫外線です。直射日光はもちろん、室内の蛍光灯の光にも紫外線は含まれており、長時間浴び続けると塗装の色褪せやソフビ素材そのものの変色を引き起こします。これを防ぐためには、まず直射日光が当たらない場所に飾ることが鉄則です。窓際には置かず、可能であればUVカット機能付きのアクリルケースやガラスケースに入れてディスプレイすることをおすすめします。 照明も、紫外線放出量の少ないLED照明を選ぶと、より安心してコレクションを照らすことができます。

6.1.2 熱による変形や癒着を避ける

ソフビは熱に弱い性質を持っており、高温の環境下に置かれると素材が軟化し、自重で傾いたり、手足が曲がったりといった変形を起こす可能性があります。 特に夏場の閉め切った部屋や、照明器具の真下、暖房器具の近くなどは高温になりやすいため避けるべきです。また、ソフビ同士を密着させた状態で長期間保管すると、接触面が溶けてくっついてしまう「癒着」が起こることもあります。保管する際は、それぞれのソフビに十分なスペースを確保し、風通しの良い場所に置くことを心がけましょう。

6.1.3 湿気とホコリは劣化を早める要因に

湿気はカビの発生原因になるだけでなく、後述する「べたつき」を促進させる要因にもなります。 一方、ホコリは見た目を損なうだけでなく、長期間付着したままだとソフビの可塑剤と結びついて固着し、簡単には取れない頑固な汚れになってしまうことがあります。 これらを防ぐには、やはりケースに入れて飾ることが最も効果的です。定期的に部屋の換気を行い、空気の循環を促すことも重要です。ケース内に市販の除湿剤を置くのも良い対策となります。

6.2 日常のお手入れとトラブル対処法

適切な環境で保管していても、細かなホコリの付着は避けられません。また、万が一汚れが付着したり、ソフビ特有のトラブルが発生したりした場合に備え、正しいメンテナンス方法を知っておくことが大切です。ここでは、日常的なお手入れから、困った時のトラブルシューティングまでを解説します。

6.2.1 基本的なホコリの払い方と掃除の頻度

日常のお手入れは、ホコリを優しく取り除くことが基本です。ゴジラの背びれや凹凸の多いディテール部分には、カメラレンズの清掃に使うブロアー(エアダスター)や、柔らかいメイクブラシ、静電気防止加工のされた模型用ブラシなどが非常に有効です。 強くこすると塗装を傷つける可能性があるため、あくまでも優しく撫でるようにホコリを払いましょう。掃除の頻度は展示環境にもよりますが、月に1〜2回程度を目安に行うと良い状態を保てます。

6.2.2 汚れが付着した場合のクリーニング術

万が一、指紋や軽い汚れが付着してしまった場合は、まず柔らかい布(マイクロファイバークロスなど)で優しく乾拭きします。それでも落ちない場合は、布を少し湿らせて拭き取ります。しつこい汚れには、水で薄めた中性洗剤を布に少量含ませ、固く絞ってから汚れた部分を優しく叩くように拭き取ります。 その後、洗剤成分が残らないように、きれいな水で湿らせた布で再度拭き、最後に乾いた布で水分を完全に取り除きます。アルコールやシンナー、除光液などの溶剤は塗装を溶かしてしまうため、絶対に使用しないでください。

6.2.3 ソフビ特有の「べたつき」の原因と解消法

長期間保管されたソフビの表面がベタベタしてくることがあります。これは「ブリード現象」と呼ばれ、ソフビを柔らかくするために素材に加えられている「可塑剤」という物質が、時間の経過と共に気化して表面に染み出してくることが原因です。 特に密閉された箱の中など、風通しの悪い環境で保管していると発生しやすくなります。
このべたつきは、中性洗剤を使った洗浄で解消できる場合があります。 洗面器などにぬるま湯を張り、中性洗剤を数滴溶かして、ソフビを優しく洗います。細かい部分は柔らかいブラシで丁寧に洗い、その後、洗剤が残らないよう十分にすすぎ、水分を拭き取ってから風通しの良い日陰で完全に乾燥させます。 べたつきを予防するためには、コレクションをケースから出して定期的に空気に触れさせることが効果的です。

7. まとめ

本記事では、歴代ゴジラソフビの歴史から主要メーカーの特徴、選び方や飾り方までを網羅的に解説しました。バンダイのムービーモンスターシリーズのような手軽なものから、エクスプラスの精巧なモデル、マルサンやブルマァクが持つレトロな魅力まで、ゴジラソフビの世界は非常に奥深く多様です。この記事で紹介した情報を参考に、ご自身の好みや予算に合った一体を見つけ、集めるだけでなく、飾り方や保管にもこだわって、あなただけの最高のゴジラコレクションを築き上げてください。

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